ペットを飼うときの看護師の不安と解決策

一人暮らしの看護師は仕事の時間が不規則なので、ペットの生活も不規則になってしまうのではないかと思われます。しかし、飼い主の生活時間によってペットの生活時間が乱れるという心配はそこまで必要ありません。例えば犬の場合、人間と同じ時間に寝起きしているわけではなく、一日のうちの半分以上、浅い睡眠を繰り返しています。室内犬であれば散歩が必要ない犬種もあります。また、犬の食事は、乳幼児期を過ぎれば一日に二度、朝と夜にエサをあげるだけでよくなります。

準夜勤などで、どうしてもエサをあげるのが難しい場合は、オートフィーダーと呼ばれる自動エサやり器を使って、決まった時間にエサをあげることができます。決まった時間になると器に固形のエサが出てくる仕組みになっています。あげる量もあらかじめ調節できるので、とても便利です。また、自分が感染症にかかり入院をしなければならないときの世話を心配する看護師もいるでしょう。飼い主の中には、家族や友人など万が一のときに備えて、ペットの世話をお願いする人を見つけている人もいますが、周囲に頼める人がいないこともあります。

しかし、コロナ禍では、飼い主が感染症にかかった際にペットを預かるなどの対策をとっている動物病院やペットショップ、保険会社が多くあります。ペットを飼う際にペットショップの店員から説明がありますし、説明がない場合は聞いておくと安心です。看護師ならではの生活の不規則さや感染症のリスクからくる、ペットを飼うことへの不安の多くは、解消できるものです。