一人暮らしをしている看護師のなかには、寂しいという理由でペットを飼っている人が多いです。ペットとして一般的なのは犬と猫で、特に猫は散歩が不要で気軽に飼えるペットとして人気があります。ペットを飼ううえで最初に注意したいのは、現在の住居で飼っても問題がないかどうかです。猫であれば床で排泄したり、壁で爪をといだりする可能性があるため、賃貸物件では飼えないケースが少なくありません。最近はペット可の物件が増えてきていますが、2匹までなどと制限が設けられている場合があります。
もし隠れて飼っているのがバレてしまうと、契約違反となって退去を迫られたり、高額な原状回復費用を請求されたりする可能性があります。持ち家であれば自己判断で飼えますが、ある程度は建物が傷むことは考慮しておきましょう。ペットはそれぞれ意思を持っており、人間の思い通りには動いてくれません。夜中に走り回ったり、大声で鳴いたりすることもありえます。ペットのメリットは癒しを与えてくれることですが、デメリットも少なからずあることを知っておきましょう。
そしていざペットを迎え入れるときは、最後まで面倒を見ると決意する必要があります。近年のペットブームに乗り、興味本位でペットを購入する人が増えていますが、すぐに手放す人も多いのです。ペットは動くぬいぐるみと認識している人がいますが、実際は食事や排泄の面倒を見なくてはいけません。また病気になったら動物病院に連れていく必要があるため、経済面での余裕がなければ飼うのは避けましょう。ペットを飼う際に掛かるコストは、<ペットを飼いたい看護師へ>というサイトにも紹介されているので確認しておくと安心です。